日本法令様より『事実婚・内縁 同性婚2人のためのお金と法律』を謹呈いただきました

日本法令様より、謹呈本『事実婚・内縁 同性婚2人のためのお金と法律』をいただきました。ありがとうございました。

 

法的な「婚姻」のかたちをとらない「事実婚・内縁関係」と「同性婚」の法律・税務・社会保険・ライフプランを各分野の専門家がわかりやすく解説。―書籍の紹介文より

 

 

 

フォトプロジェクト『OUT IN JAPAN』 でレスリー・キー氏に撮影していただきました

「OUT IN JAPAN」は、日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、市井の人々を含む多彩なポートレートを様々なフォトグラファーが撮影し、5年間で10,000人のギャラリーを目指すプロジェクト。

プロジェクト第一弾のフォトグラファーはシンガポール出身の有名な写真家、レスリー・キー。

彼自身の「LGBTがもっと前向きに自分らしく生きられる日本になって欲しい」という強 い思いが、「OUT IN JAPAN」立ち上げのひとつのきっかけとなったそうです。

2015年10月9日、選挙の時とは違った雰囲気の中で撮影していただきました。

「OUT IN JAPAN」サイトへ

「OUT IN JAPAN」  KANAKO OTSUJI

OUT IN JAPAN 公式ホームページ

 

海外講演「Sexual divercity in Japan」を終えて

昨年の10月15日から19日まで、イギリス、スイスの大学などからお招きいただき、Sexual divercity in Japan というテーマで講演を行わせていただきました。

・10月15日(木):エジンバラ大学
・10月16日(金):ロンドン大和日英基金
・10月19日(月):チューリッヒ大学

海外での講演ですので、すべて英語でスピーチです。原稿を用意しているとはいえ、ちゃんと伝わるか・・という不安をよそに、講義が終わると、参加された皆さんからたくさんの質問やご意見をいただきました。

今回講義を聴いてくれた方々は、日本研究を行っている大学の学生さんや、日本との交流を行っている団体の皆さんだけあって、日本が好きで、アニメや映画、ファッションなども含めて日本の文化に詳しい方が多く、

「日本は歌舞伎や宝塚など、文化の面では男女の境界に寛容(男性が女形を、女性が男性を演じる)なのに、現在の日本の法制度はそれについていっていない。どうしてなのか」

「日本の仏教では、お稚児さん(お坊さんの男色)の存在があるが、宗教によってとらえ方にどういった違いがあるのか」

など、鋭い質問をいただきました。

普段、日本にいたら疑問に思わなかったことに気づかせてもらい、充実した海外講演となりました。

 

写真は、チューリッヒ大学の講義の様子と大学屋上からの風景です。

 

 

明けましておめでとうごさいます

明けましておめでとうごさいます。

元日は実家で、BSの「映像の20世紀」を見ていました。映像としての記録が残る世紀となった20世紀は、世界で常に戦争が起こり、難民が生まれ続け、それは21世紀になった今も続いています。

生々しい映像を見ながらも、平和への思いを新たにした元日でした。

そして、2016年が皆さまにとって、良い年になりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(写真は写真家の間部百合さんに撮ってもらったものです)

 

2016年1月11日 東京司法書士会「自死問題シンポジウム」開催のお知らせ

1月11日、東京司法書士会の自死問題シンポジウム「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」にて、講演させていただくことになりました。

■日 時  平成28年1月11日(月曜日・祝日)
13時30分~16時50分(開場・受付開始13時00分)

■場 所  明治大学中野キャンパス5Fホール
(東京都中野区中野4-21-1、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線
中野駅北口徒歩約8分)

■ 対 象  どなたでも参加可

■ 参加費  無料

詳しくは、こちらもご覧ください。
シンポジウムご案内チラシPDF
東京司法書士会ホームページ

 

12月8日、同志社大学の授業でゲストスピーカーをつとめました。

12月8日、同志社大学の社会学部の授業の一コマでゲストスピーカーをつとめました。母校ですが、卒業したのは、14年前。新しい校舎がたくさんできていて、様変わりしていました。

カミングアウトの非対称性、マジョリティである異性愛者はカミングアウトする必要がなく、不可視のマイノリティにはカミングアウトが必要という構造について、「障害」とはいったい誰がどのように決めるものなのかなどをお話をしました。

一番力が入ったのは、18歳選挙権と新聞のスタンス。
参議院議員だったという話をすると自然に選挙制度の話になり、来年夏に参議院選挙の予定で、18歳選挙権が開始される、政治に興味を持つことの重要性につ いてと、新聞はすべて同じ主張をしているのではなく、それぞれにスタンスがあるので読み比べてスタンスを把握することの大事さについて熱弁。

意識調査では、若い世代ほど同性愛に寛容であることははっきりと示されていますが、それが政策に結びつかない理由の一つは、若者層の政治への無関心と投票率の低さではないかと指摘しておきました。

しかし、早起きが苦手だった自分の学生時代と比較すると、9時からの授業にきちんと出席している学生さんに感心します。

今回は授業で話ができる貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

 

年末年始のお知らせ

LBGT政策情報センター事務局は、下記の期間、年末年始休業とさせていただきます。

2015年12月30日(水)~2016年1月5日(火)

ご不便をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

11月29日、「LGBTの家族と友人をつなぐ会」10周年記念パーティー

今日は、LGBTの家族と友人をつなぐ会の10周年記念パーティーでした。

10年の歩みをスライド上映されたところから、涙腺決壊。

母のカミングアウトとなった朝日新聞声欄の投稿、ゲイの息子を亡くされた理事さんの動画、家族の会のシンボルである四葉のクローバーの詩。そして、音楽は「パンと薔薇」。

心の奥底にある本当の自分を誰にも言えない苦悩、自分を認められない苦しさ、そして、親へのカミングアウトで親が抱える戸惑い。

そんな過去への思いがあふれてしまいました。

多くの関係者の皆さんとともに、この10年を分かち合えたことに心から感謝します。

 

詳しくは、こちらにも掲載しています!

■尾辻かな子Facebook
LGBTの家族と友人をつなぐ会の10周年記念パーティー
LGBTの家族と友人をつなぐ会10周年記念誌へ寄稿「10周年を迎えて」

■尾辻かな子ツイッター
母のカミングアウトとなった新聞投稿「娘の生き方を応援していく」

 

10月28日、男女共同参画委員会の学習会にて「多様性は人権~LGBTを受けとめる社会」について講演

10月28日(水)、民主党大阪府連男女共同参画委員会が開催され、議員の皆さんに向けた学習会で「多様性は人権~LGBTを受けとめる社会」をテーマに講師をつとめさせていただきました。

枚方市議会議員 野村いくよさんのブログにも詳しく掲載されています!
「野村いくよ活動日誌」

 

研究会「職場の人権」の会誌(第92号)に「介護労働現場の現実と課題」について掲載されました

2015年5月30日にエルおおさかで開催された、研究会「職場の人権」の第184回例会で、「介護労働現場の現実と課題」についてお話をさせていただきました。

高齢者介護の世界に入ってからまだ五年ぐらいですが、経験が浅いからこそ見えてくる疑問点や、違う世界から入ったからこそ、おかしいと思うようなことを中心にお話させていただきました。

そのときの内容が、「職場の人権」会誌92号に掲載されました。