東京司法書士会のシンポジウムに登壇しました

1月11日(月)に明治大学中野キャンパスで開催された、自死問題シンポジウム「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」にて基調講演とパネラーをつとめました。

詳しくは、こちらの東京司法書士会の報告のページをご覧ください。

【平成28年1月11日開催】
自死問題シンポジウム
「むきあう・ささえる・つながる~セクシュアル・マイノリティの直面する困難から個人の尊厳を考える~」
http://www.tokyokai.jp/news/2016/news1601140955.html

 

日本法令様より『事実婚・内縁 同性婚2人のためのお金と法律』を謹呈いただきました

日本法令様より、謹呈本『事実婚・内縁 同性婚2人のためのお金と法律』をいただきました。ありがとうございました。

 

法的な「婚姻」のかたちをとらない「事実婚・内縁関係」と「同性婚」の法律・税務・社会保険・ライフプランを各分野の専門家がわかりやすく解説。―書籍の紹介文より

 

 

 

フォトプロジェクト『OUT IN JAPAN』 でレスリー・キー氏に撮影していただきました

「OUT IN JAPAN」は、日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、市井の人々を含む多彩なポートレートを様々なフォトグラファーが撮影し、5年間で10,000人のギャラリーを目指すプロジェクト。

プロジェクト第一弾のフォトグラファーはシンガポール出身の有名な写真家、レスリー・キー。

彼自身の「LGBTがもっと前向きに自分らしく生きられる日本になって欲しい」という強 い思いが、「OUT IN JAPAN」立ち上げのひとつのきっかけとなったそうです。

2015年10月9日、選挙の時とは違った雰囲気の中で撮影していただきました。

「OUT IN JAPAN」サイトへ

「OUT IN JAPAN」  KANAKO OTSUJI

OUT IN JAPAN 公式ホームページ

 

海外講演「Sexual divercity in Japan」を終えて

昨年の10月15日から19日まで、イギリス、スイスの大学などからお招きいただき、Sexual divercity in Japan というテーマで講演を行わせていただきました。

・10月15日(木):エジンバラ大学
・10月16日(金):ロンドン大和日英基金
・10月19日(月):チューリッヒ大学

海外での講演ですので、すべて英語でスピーチです。原稿を用意しているとはいえ、ちゃんと伝わるか・・という不安をよそに、講義が終わると、参加された皆さんからたくさんの質問やご意見をいただきました。

今回講義を聴いてくれた方々は、日本研究を行っている大学の学生さんや、日本との交流を行っている団体の皆さんだけあって、日本が好きで、アニメや映画、ファッションなども含めて日本の文化に詳しい方が多く、

「日本は歌舞伎や宝塚など、文化の面では男女の境界に寛容(男性が女形を、女性が男性を演じる)なのに、現在の日本の法制度はそれについていっていない。どうしてなのか」

「日本の仏教では、お稚児さん(お坊さんの男色)の存在があるが、宗教によってとらえ方にどういった違いがあるのか」

など、鋭い質問をいただきました。

普段、日本にいたら疑問に思わなかったことに気づかせてもらい、充実した海外講演となりました。

 

写真は、チューリッヒ大学の講義の様子と大学屋上からの風景です。

 

 

明けましておめでとうごさいます

明けましておめでとうごさいます。

元日は実家で、BSの「映像の20世紀」を見ていました。映像としての記録が残る世紀となった20世紀は、世界で常に戦争が起こり、難民が生まれ続け、それは21世紀になった今も続いています。

生々しい映像を見ながらも、平和への思いを新たにした元日でした。

そして、2016年が皆さまにとって、良い年になりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(写真は写真家の間部百合さんに撮ってもらったものです)