日本の選挙におけるトランスジェンダー等の候補者、議員

  • 日本の選挙においてトランスジェンダー(性同一性障害)等を公表した上で立候補された方々(LGBT政策情報センター調べ)

公認候補のみ政党名記載

2003 世田谷区 上川あや(MTF) 当選 

2005 衆議院 茨城3区 猿田玲 (FTM) 社民党 落選

2007 世田谷区 上川あや(MTF) 再選(2)

四日市市 小路ゆかり (MTF)  落選

  守口市 永瀬ユキ (MTF)  落選

2011 世田谷区 上川あや(MTF) 再選(3)

2015 世田谷区 上川あや(MTF) 再選(4)

 名古屋市 安間ゆき(MTF)落選

2017 入間市 細田智也 (FTM) 民進党 当選 

2017 尼崎市 森村さやか(MTF)落選

2017 根室市 保坂いずみ(MTF)当選 

2018 根室市長選挙 保坂いずみ(MTF)落選

      東松山市長選挙 安富歩(女性装)落選

2019    亀岡市 赤坂マリア(MTF) 当選  → 2023 市議選不出馬

 北海道議(札幌市東区) 渕上綾子 (MTF)  立憲民主党 当選

 新宿区 依田花蓮 (MTF)  当選

 新宿区 高月真名 (MTF)  共産党 当選

 世田谷区 上川あや(MTF) 再選(5)

 生駒市 和泉美鈴 (MTF)  共産党 落選

   参議院 全国比例 安富歩(女性装)れいわ新選組 落選

2021 入間市 細田智也 (FTM) 再選(2) 

2022 愛媛県松山市 渡邉啓之 (MTF)  当選 無所属で当選後、国民民主党追加公認★

参議院 全国比例 依田花蓮 (MTF) れいわ新選組 落選

新宿区長 依田花蓮 (MTF) 落選

2023  京都府議(亀岡市) 赤坂マリア(MTF) 落選

埼玉県議(入間市) 細田智也(FTM)落選

北海道議(札幌市東区) 渕上綾子 (MTF)  立憲民主党 再選(2)

旭川市 むつきもえ (MTF) 落選

春日井市 小嶋小百合(MTF)当選 

世田谷区 上川あや(MTF) 再選(6)

新宿区 高月真名 (MTF)  共産党 再選(2)

長崎市 都留 康敏(MTX)維新 当選 

★は現職(2023年4月25日現在)FTM 0名 MTF 5名 MTX 1名

LGB等の候補者、議員はこちら

日本における2000年代以降の同性愛者・両性愛者(LGB)等の候補者、議員

注目

  • 2000年以降の選挙において同性愛・両性愛(LGB)等を公表した上で立候補された方々(LGBT政策情報センター調べ)

2005 大阪府 尾辻かな子(L)在任中にカムアウト

2007  中野区 石坂わたる(G)落選

    参議院 全国比例 尾辻かな子 民主党(L)落選

2011 中野区 石坂わたる(G)当選

    豊島区 石川大我 社民党(G)当選

 新宿区 歌川たいじ (G)落選

2012 衆議院 大阪5区 尾辻かな子 民主党(L)落選

2013 参議院 全国比例 尾辻かな子(L)民主党 繰り上げ当選

2014 衆議院 比例東京 石川大我 (G)社民党 落選

2015 中野区 石坂わたる(G)当選(2)

    豊島区 石川大我 (G)社民党 当選(2)

2017 文京区 前田くにひろ(G)在任中にカムアウト 2019 任期満了

 北海道滝川市 舘内孝夫(G)共産党 在任中にカムアウト 2019 任期満了

 京都府長岡京市 小原明大(G)共産党 在任中にカムアウト 

 衆議院 大阪2区 尾辻かな子(L)立憲民主党 当選 

 衆議院 秋田1区 松浦大悟(G)希望の党 落選 (選挙終了後にカムアウト)

2018 町田市 東友美(A、X)立憲民主党 在任中にカムアウト 

 青森市 岡田実穂(L) 落選

2019  中野区 石坂わたる(G)当選(3) 

   水戸市 滑川友理(L) 立憲民主党 当選 

 参議院  全国比例 石川大我(G)立憲民主党 当選 

 参議院  京都府 増原裕子(L)立憲民主党 落選

   盛岡市 かとうまい(L)当選 

2021  京都府長岡京市 小原明大(G)共産党 当選(2) ★

   沖縄県那覇市 畑井モト子 落選 (LGBTQ当事者とカムアウト)

    衆議院 大阪2区 尾辻かな子(L)立憲民主党 落選 

2022 町田市 東友美(A、X)立憲民主党 当選(2)

   参議院  全国比例 松浦大悟(G)日本維新の会 落選

   参議院  全国比例 村田しゅんいち(B)社民党 落選

   参議院  東京 斎木陽平(G)こどもの党 落選

2023 大阪市淀川区 みなと隆介(G) 共産党 落選

   京都市山科区(府議) あかたちかこ(B) 共産党 落選

   愛知県高浜市 しばぐち征寛(G) 共産党 当選 ★

   東京都江戸川区 七崎りょうすけ (G)立憲民主党 落選

   東京都港区 斎木陽平(G)こどもの党 当選 ★

   中野区 石坂わたる(G)当選(4) ★

   水戸市 滑川友理(L) 立憲民主党 当選(2)

   東京都北区 うすい愛子(L) 立憲民主党 当選(2) ★

   東京都渋谷区 やがさき さやか 立憲民主党 (LGBTQ当事者とカムアウト)当選 ★

        東京都品川区 ひがしゆき (パンセクシュアル) 立憲民主党 当選 ★

  東京都大田区 伊藤つばさ(G)当選 ★ (2023年6月8日自らのYOUTUBEでLGBT法案に反対する当事者として発信)

 

★印が2023年6月8日現在、現職議員。

L(レズビアン)3名、G(ゲイ)6名、A、X(アセクシュアル、Xジェンダー)1名 、パンセクシュアル 1名、その他 1名

T トランスジェンダー FTM 0名 MTF 5名 MTX 1名 計 17名

A→アセクシュアル X→Xジェンダー

トランスジェンダー等の候補、議員の詳細はこちら

同性パートナー等への証明書発行、宣誓書受領証発行の自治体一覧

日本国内における同性パートナーへの証明書発行、
宣誓書受領証発行の自治体一覧(2020年2月1日現在)

都道府県 2 政令市  8 東京都特別区 5 市町村  19 計 34自治体

(LGBT政策情報センター調べ)

条例によって同性パートナーに証明書を発行している自治体

渋谷区(2015.4.1 → 証明書発行は2015.11.5)

豊島区(2019.4.1 )

茨城県(2019.4 導入予定 → 議会から反対意見あり性的マイノリティ
    支援策勉強会   → 2019.7.1)
岡山県総社市(2019.4.1 )

港区(2019年度 導入予定

首長の要綱によって宣誓書受領証を発行している自治体

世田谷区(2015.11.5)

三重県伊賀市(2016.4.1)

兵庫県宝塚市(2016.6.1)

沖縄県那覇市(2016.7.8)

札幌市(2017年4月運用開始予定→延期→2017.6.1)

福岡市(2018.4.2)

大阪市(2018.7.9)

中野区(2018.8.20)

群馬県大泉町(2019.1.1)

千葉市(2019.1.29)

江戸川区(2019.4.1)

熊本市(2019.4.1)

東京都府中市(2019.4.1)

堺市(2019.4.1)

大阪府枚方市(2019.4.1)

神奈川県横須賀市(2019.4.1)

神奈川県小田原市(2019.4.1) 

栃木県鹿沼市(2019.6.3) 

宮崎県宮崎市(2019.6.10)

岐阜県飛騨市(2019.4 導入予定 → 延期 )

北九州市(2019.7.1)

愛知県西尾市(2019.9.1)

長崎県長崎市(2019.9.2)

兵庫県三田市(2019.10.11)

大阪府交野市(2019.11.22)

横浜市(2019.12.2)

大阪府大東市(2019.12.4)

神奈川県鎌倉市(2019.12.4)

香川県三豊市(2020.1.1)

兵庫県尼崎市(2020.1.6)

大阪府(2020.1.22)

■今後予定されている自治体

福岡県古賀市(早期導入と市長が議会で表明)

神奈川県逗子市(2020年4月導入予定)

さいたま市(2018.10 意見募集終了2019年度導入予定)

浜松市(2019年度導入予定)

兵庫県明石市(2020年度導入予定)

新潟市(2020年度までにと市長が答弁)

沖縄県 石垣市、浦添市、糸満市、豊見城市、西原町、恩納村、粟国村の7市町村が「検討している」と検討していると琉球新報のアンケートに回答(2019年8月31日記事)

条例は議会において議員の審議により賛否が示され、成立します。

要綱は、自治体の首長が作成、実施することができ、条例のように議会で賛否を問うものではありません。自治体が行政指導の際の準則として定める内部的規範であり法的拘束力はありません。(議会への報告、議会質問はあります)

費用面においては、渋谷区では公正証書が求められるため、その分の費用負担が必要です。

同性パートナー証明184組 宝塚市など全国7市と特別区 (2018年6月2日 神戸新聞)

LGBT自治体施策提言集

他団体のものですが、かなり網羅的に作られている自治体施策提言集となっていますので、ご紹介させて頂きます。

こちらのホームページからご覧ください。

LGBT自治体施策提言集

このウェブサイトは、地方自治体向けのLGBTに関する施策集です。
主に、地方自治体の首長、議会、そして政策担当者に、
施策づくりの参考にしていただく目的で、全国で活動する有志が
集まって制作しました。
また、 LLAN(LGBTとアライのための法律家ネットワーク)の協力
を得て、実際の取り組み事例から、優れた事例をベストプラクティス
として例示しています。
有志一同、LGBTに関する取り組みが、全国に広がることを願っています。

「多様な性と共に生きる社会づくり」について講演しました。

5月25日(木)の午後、近畿圏の自治体でLGBTについての講演を行いました。

テーマは「多様な性と共に生きる社会づくり」についてです。LGBTについての理解や、市や町の人権施策に生かしていくためにどうすればよいかなどお話しさせていただきました。人権施策に関与する方が対象でしたので、皆さん熱心に聞いてくださっていました。

札幌市がパートナー認定を延期

4月1日から運用を開始する予定だった札幌市のパートナー認定について、
札幌市の秋元市長が延期を記者会見で表明した。
「制度を周知する期間が必要で具体的な期間は検討中だがあまり間を空けることなく制度をスタートできればと思っている」と発言。

周知期間については、未定。

政令市初のパートナーシップを認める予定だった札幌市。懸念の声を受け、若干の仕切り直しになった模様。

NHKニュース

LGBTカップル認定で周知必要

自治体職員の同性パートナーに慶弔休暇を認めている自治体

世田谷区(2016.4)結婚祝い金、弔慰金(2016.10月以降)

那覇市(2016.4)結婚祝い金(初婚や再婚を問わず厚生会会員期間中に1回限り)

千葉市(2017.1)「結婚」休暇、介護休暇

豊島区(2017.5以降)結婚祝い金、病気見舞金

渋谷区 詳細不明 調査中

職員互助組合、厚生会などの規則変更により実施できる。